3兆円のうち外国資産が1.8兆円
日経平均株価が数日3万円を超えてきました。
1日の投資額が3兆円との報道もありましたが、そのうち1.8兆円が外国資本、1.2兆円が日本からの投資のようです。
日本資産の多くの方は3万円を上値とみており、金曜日の値動きでは外国資産が1日の始まりで株高を押し上げている中、日中は日本資産の売り優勢によって終値は低めという状況になっているように見えます。
物価の違いにより日本株が割安に見えているということもあるかと思います。
また特定の株のみが値上がりを続けており、株式市場全体で高値という訳でもありません。
外国資産は割安株から順当に投資していっていると思われますが、他企業の株価がこの後高値になるような投資資金のスライドが起こる可能性は低いと見ています。
長期投資は高くても安くても分からない場合は投資しておく
現在の日本の経済状況を見ると賃金は今年は上がっていますが、これまでの据え置き賃金(企業の内部留保への転換)および消費増の増税によって景況感はありません。
国内投資家から見ると株価が上がりすぎているように見えている状況です。
海外からの投資筋からみるとそもそも日本の物価および円資産の低下から割安感が続いており、世界的な金融株安も日本においては発生していないことから安全資産に近いと評価されていると推測します。
そのような状況から株価は今後も3万円を超えていくと思われますが、国内資産は売り優勢の状況から株価が下がる局面もあり得ます。
長期投資においては、株価の高い安いは配当金と長期の投資金額の平均化で帳消しにできますので、倒産危機が無い限りは投資する方向で問題なしと思います。
これから株価が下がる可能性は十分にありますが、おなじように外国資産によって株価が上がり続ける可能性もあります。
分からない場合は投資できる金額で投資をしておく。または数か月様子をみて投資をするで良いと思います。
すでに今年のNISA枠を使い切った方は株価が上がっている方もいると思います。
予想外の株高でキャピタルゲインも狙える状況ですが、年初にこの展開を予想できた方はいないでしょう。
長期投資の場合は投資できる場面では投資をしておくことが必要です。
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