日経平均株価の限界到来
2023年5月29日現在、バブル崩壊後の日経平均高値を更新というニュースが流れていますが、一部の企業の株が高騰しているだけであまり参考になりません。
バブル後の高値といわれてもピンとこない経済状況。
外国資本の流入で一部企業の株のみが上がっているだけの状況です。
日経平均株価については実体経済と乖離が出やすい指標のため、そういうものだと思っておきましょう。
東証株価指数TOPIXの方が実態にあっている
東証で上場している株で流動的な企業の株で構成されるTOPXは日経平均株価よりも世相を反映しているといえそうです。
バブル時のTOPX最高値は 2884.80ポイント でした。
2023年5月のTOPXは2000から2200の間。
バブル時の2/3のポイントです。最高値までには5割ほど株価が上がる余地があるとも言えます。
TOPIXの方が実体経済にあっているといえるでしょう。
株式分割してもTOPIXには基本的に影響はありません。日経平均株価は変動があり得ます。
長期投資とTOPIXは相性が良い
TOPXを構成する企業にはトヨタやUFJ銀行などが含まれます。
実はTOPIXを構成する企業は大企業かつ安定的な企業が多く、そのために株式の売買が活発だと思われます。
長期投資の対象企業を見つける手段としてもアリだと思います。
今週からはTOPIXに注目してみるとまだまだ経済は天井ではないということが見えてくると思います。
本当にバブル期並みの高値を付ける場合、今の状況でも株高ではありませんし、ここから5割ほど株価は上がる可能性があります。
すなわち日経平均株価4万5千円です。
参考情報:topix 構成銘柄 上位
TOPIXだけでも正確に評価はできないので、世界との物価差と為替も評価に入れる
為替と主にアメリカとの物価差を考慮するべきです。
現在の日本株式は天井までまだまだ先があると見ています。
日経平均株価の最高値を更新しましたが、相変わらず天井はまだまだ上だと思っています。
投資家は主に日本国外の方です。物価の安い日本では、日本の中で株価の最高値を更新しようが相変わらず割安です。
少なくともPBR1割の企業は、株をすべて買い占めて会社を解散させると、投資金額以上にリターンが生まれる会社ですのでまだまだ株価を上げる努力が必要ですし、株価は上がっていくと思われます。
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