2024/01/31

【その60】【経過修正中】2024年の含み益について

1.1月の含み益

 2023年末の株価を基準にして2024年の含み益を計算してみました。

2024年は株高から始まった年ですね。

 

2024年1月終了時点の含み益はだいたい170万円ほど。

年末から15%の値上がりでしたので売却すれば5年分以上の配当分を取得することができます。

キャピタルゲインならもうちょっと値上がりしたら売却する流れですが、長期投資なのでこのままホールドです。


しかし日米の物価が1:3(つまりアメリカは日本の3倍)とはいえ今の株価は高すぎると思うことも正直あります。

物価差を考慮するとバブル最高値に相当する株式は今のアメリカの物価だと10万円を超えるのですが、そこまで上がるのか分かりません。

少なくともそこまで上がらないとは言い切れません。

売却するのは株安が予想される「金融緩和が終了」してからでも遅くはないでしょう。

 

ということで売却したいのはやまやまではありますが、これからまだ株価が倍以上になることも想定し、ホールドしています。

購入した株式の株価が上がればPBRは改善しますし、配当も増配される可能性もあります。

配当の増配こそ長期投資でのボーナスに相当するものです。

 

新NISAの場合は、NISA枠で購入した現物株を売却した場合にNISA枠が復活します。

長期投資とはいえ株安が見えた場合には売却してNISA枠を温存することも戦略です。

 

2.2月の含み益 

 2月は1月末時点より株価が上がりましたので、昨年末時点からの含み益は300万円ほど。

 1月から見ると130万円のプラスです。

 例年ですとこれから株価は下がるケースが多いのですが、今年は新NISAと海外資本の流入が発生していますので流れは読めません。

 特定口座での購入を予定していますが(新NISA枠を使い切ったため)いつ頃買い増すのか、あるいはしばらく購入を見送るのか思案中ですが、資金の準備作業を始めました。

 

その後日経平均株価が過去最高値を記録しましたので、購入しようと思っていた企業の株は買えないかもしれないと思い始めました。

株価が下がる前提で大分安い金額での指値を指定しているからです。

今回準備した資金は来年の新NISAのせいちょう枠への投資に使う可能性も視野に入れています。


3.3月の含み益 

 3月下旬は2月末時点より若干株価ががりましたので、昨年末時点からの含み益は320万円ほど。(特定口座分は税抜き前金額です)

 2月から見ると10万円ほど増額してます。

 ※単月の損益額および累計損益額は10万円未満は切り捨ててますので、前月までの累計収益額と単月収益額の合計が合わない場合があります。

 例年ですと3月は投資会社の利益確定売りがあって株価は下がるケースが多いのですが、今年は年金機構の利益確定売りが発生し、さらに下落する可能性もあります。

しかし中国向け投資の資金を回収して日本へ投資しなおしている投資会社もあるようですので海外からは買い注文が極端に減ることは無さそうです。

したがって相変わらず株価は読めない状況です。

また日銀のマイナス金利政策が終了しましたが、ほぼゼロ金利政策に戻っただけなので金融が正常化されたとはまだ言えない状況です。

マイナス金利解除した当日も円安は継続されていますし、株価は下がることなく上昇しました。

銀行の預金金利もメガバンクを中心に上昇が確定しましたが、まだまだ金利は安い状況です。

公定歩合がほぼゼロ金利ですからね。

状況的にはまだまだ金融緩和は拡大する余地があると見られます。

 

4.4月の含み益 

 4月下旬は3月末時点より株価が若干上がりましたので、昨年末時点からの含み益は350万円ほど。(特定口座分は税抜き前金額です)

 3月から見ると20万円ほど増額してます。

 ※単月の損益額および累計損益額は10万円未満は切り捨ててますので、前月までの累計収益額と単月収益額の合計が合わない場合があります。

やっと4月も含み益が出てきました。

このまま含み益が増えてくれる展開であってほしいです。

ちなみに日銀の政策変更によって金利があがってもおそらく当面は株価は下がらない企業に投資しているつもりですが、実際はどうなるか分かりません。

3月終値を挟んで上下しています。4月通期でみると含み益または含み損は大きくないところで落ち着くかもしれません。

日銀の金利上昇は4月は見送られましたので、円安は継続・拡大しています。

多くの企業の株価も下がらずに持ち直した感があります。

 

しかし4月の最終営業日前にドル円の為替レートが1ドル155円~160円を乱効果しました。

おそらく日銀が介入したと思いますが、金利差を是正しないと介入した弾が無駄になる気がしてなりません。

最終日の日経平均株価はアメリカ株高の影響で上昇傾向で終わりました。

最終日に含み益となりましたので4月も増益になり、今年の含み益は350万円となりました。


5.5月の含み益 

 5月下旬は4月末時点より株価が上がりましたので、昨年末時点からの含み益は420万円ほど。(特定口座分は税抜き前金額です)

 4月から見ると70万円ほど増額してます。

 ※単月の損益額および累計損益額は10万円未満は切り捨ててますので、前月までの累計収益額と単月収益額の合計が合わない場合があります。

5月の第1営業日は米国株下落の影響により日本株式市場も下落しました。

5月は2023年度の決算を公表する企業もあるため、株価が荒れる可能性があります。

今年は増収・増益・増配でも今年の年度末の業績が昨年度と変わらない業績予測だと、株価が下がる場合があり読み切れませんね。

なお、発行済自社株の抹消によって株価上昇しているケースがありますが、資本金が減るため長期的には良くない手段です。

その点が評価されない株主が多いようで株価の下落が発生していますが、全くもってナンセンスです。

自社株買をするくらいならそのお金を投資に回すべきで、それによる利益を株主に還元するのが健全な株式会社といえるでしょう。

 

6.6月の含み益 

 6月下旬は5月末時点より株価が下がりましたので、昨年末時点からの含み益は420万円ほど。(特定口座分は税抜き前金額です)

 5月末から見ると10万円未満ほどが減額してます

 ※単月の損益額および累計損益額は10万円未満は切り捨ててますので、前月までの累計収益額と単月収益額の合計が合わない場合があります。

 

保有企業が不祥事を起こしたため、当面株価は低迷する見通しです。

含み益は増える予定はありませんが、今のところ配当金の減額という話は出ていません。

減配になるとするとさらに株価は下落する予想です。

ひょっとすると新NISAで購入した金額を割り込む可能性もかなり高いです。

倒産の可能性があるかどうか逐次確認していきます。

 

今月はおそらく値戻りなしと推測。

⇒値戻りしつつあるが一時的か?

 

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