2023/05/04

【その14】中古車の値下がりが始まった今、車の買い替えをどう考えるか

 車の資産としての価値

  車は簿価的には6年で0円になります。

 実際の乗用車の場合は6年で下取りが0円になる車もあれば人気があれば10年ほどは値段が付く車もあります。

しかし10年を超えて値段が付く車は一部のスポーツカーくらいでしょう。

車の資産的価値は10年で0円になると考えられます。

 

どの程度乗用車を乗り続けられるか

 消耗品の交換は必要ですが、20年は1台の乗用車を乗ることができると考えています。

 つまり資産的価値が無くなった10年後から同じ期間は乗り続けることができます。

こまかい故障は発生しますが、車を買い替えるよりはだいぶ小さい金額で修理ができます。

またガソリン車の場合は自動車税や重量税は13年、18年を超えると15%割り増しになりますが、それでも自動車を買い替えるよりは投資としては十分小さい金額といえるでしょう。

 

考え方次第ですが、11年目からは儲けの期間と考え、それから5年または10年間乗り続ける選択肢もアリかと思います。

ただ中古車が出回り始めた関係で中古車の価格が下がってきていますので、 廉価な中古車を乗り続けるのも手です。

 

乗りたい車があり、長く乗り続けるのは実は悪い選択肢ではないと考えます。

 特に地方では公共交通機関がほぼ無い地域もあり、自動車を取得するしか選択肢がありません。 

ストレスなく生活するためにも自動車は必須だと考えます。


災害時の自動車の役割

 自然災害に被災した場合での自動車の役割を考えます。

自宅にとどまって生活する場合、自動車のエンジンを稼働してインバーターを接続することにより小型の発電機のような役割をすることができます。

スマホ程度なら楽勝で充電が可能です。

それ以外にも自宅が壊れて住めない場合、自動車の中で風雨をしのぐという状況もあり得ます。


自宅から避難する場合は、自治体が手配する移動手段を使う手もありますが、原子力災害の場合でも自治体が移動手段を準備することは稀です。

そもそも311の災害の際には非常食、非常時飲料も備えていない自治体もありました。

 

最後は自分の行動力しか残されていませんので、自力での移動をするために自動車と燃料を確保しておくことは保険の手立てとして有効な手だと思います。

 

生活基盤を安定させるためには、多少の外乱(自然災害など)にも耐えられる準備をしておくことが大事です。


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