2023年短期予想
6月から各電力会社の値上げを政府が認可する見通しになった。
さらに今年の夏に向けてラニーニョ現象が発生しそうだという。
つまり今年の夏は電気が足らないのに猛暑になる見通し。
短期の投資に限ってはエアコン、扇風機、送風機などの家電が売れるのかもしれない。
ラニーニョはいつまで続くかは不明。最近はエルニーニョとラニーニョが短い間隔で交互に現れるらしいので肩透かしの可能性もあり。
短期投資はやらないので自分は投資の予定はなく、また短期的に家電が売れても来年に同様の家電は売れない(今年前倒しで売ってしまうので)こともリスクとして考えられる。
石炭はオーストラリアの炭鉱を日本のエネルギー会社が買い取っているが、輸送費がかかるために電力コストは上がっている。
これは原子力に切り替えても核燃料または核廃棄物が運河を経由するしかないため、輸送コストは石炭よりもかかる見込み。
北極海を船が通れない状況のためスエズ運河を経由する必要がある。
電力コストがさほど下がらないと見てよい状況では、省エネ商品が売れると推測する。
ピンチは投資上のチャンスととらえることもでき、 今年の夏の消費に関しては読みやすい感がある。
答え合わせ
実際どうだったか答え合わせをする。
ラニーニャ現象は確かに発生した。
しかし、ラニーニャのすぐあとに全く反対のエルニーニョ現象が発生したため、半分だけ正解である。
半分正解としたのは、「世界の気候変動のペースが早くなったため、エルニーニョ現象が発生したが、世界的にはその前のラニーニャ現象の影響が濃厚になった」ということ。
2023年冬はエルニーニョ現象のおかげか暖冬気味であると言えますが、もはやエルニーニョ現象・ラニーニャ現象は意味のない指標となりました。
答えとしては、今後はエルニーニョ現象・ラニーニャ現象は何の指標にもならない ということです。
全く世の中は予想もしない方向に進んでいます。
2024年の夏
2024年の夏も記録的な猛暑となりました。猛暑日連続60日を記録した自治体もあります。
日本はすでに亜熱帯になっている可能性があり、日本近海でも熱帯低気圧ができる状況です。
これまでの天気予想とは異なる現象がこれからも発生していく可能性が高く、また亜熱帯ではなく熱帯になる可能性すらあります。
経済活動においても柔軟に対応できる企業でないと、気候変動によるマーケットの変化、企業活動の変化ができません。
あっと言う間に倒産します。
長期投資をするにしても、気候に影響しないか、気候変動に柔軟に対応できる企業に投資すべき時期にきているかもしれません。
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