2023/05/14

【その25】現物株を最初に購入するときは2,3企業の株を購入すべき

安全企業だと思っても思った通りにはいかない場合がある

   最近、株以外の収入を増やそうとお勉強を開始しました。

 お勉強のために書籍を3冊購入しました。

 競馬的に表現すれば、本命の本、対抗の本、大穴の本の3冊の本を購入しました。

 本命、対抗は良さそうと思って購入し、大穴についてはちょっと気になるので購入した程度です。

 しかし実際に読んでみると当初の目論見とは異なり、大穴の本が一番実践的で参考になりました。その次に参考になったのは対抗の本でした。

 本命の本も役には立ちましたが、大穴のパフォーマンスたるや素晴らしいものでこの本を購入していて良かったと思いました。

 

  株式投資も似たところがあります。

 当初の予想とは異なる動きをすることがあり、計画通りにはなかなかいかないのが実際です。

 特に購入する株式の企業の動向については、なかなか安定的な企業を選定することは難しく、数社を購入してみることをお勧めします。

 

大きな企業で配当が良い企業

  本命となる企業は大きな企業で配当が良い企業でしょう。複利狙いですから配当がない企業は困ります。

 配当は大きすぎても長期安定性に欠けそうですから、ほどほどの配当(3~5%)で剪定するのが無難だと思います。

 しかしそれでも時には配当が減配になってしまったり、企業の長期安定性自体が疑問になる企業も存在します。


 私の投資した企業の中では、この手の企業で海外訴訟が増えて減配になった企業がありました。

 最終的には長期保有は危険と考え、株価は購入時より若干高い金額で売りぬきましたが、3か月後に減配報道が流れて株価が急落した会社があります。

 本命だと思っていても長い期間の間では企業の動向が変化することがありますのでニュースは注視しましょう。

 100年経営している企業は稀です。

 絶対安全は株式の世界には存在しないと考え、企業動向に決定的な陰りがある場合は保有株式を変更する決断も必要です


大きな企業で安定性はあるが配当が少ない企業

  株式を最初に購入するときは、こういった企業の株式も持っていた方が良いかもしれません。

 私も保険で投資しました。

 投資3年目から配当が連続で増配になり、今ではメインの投資先になりました。

 

 株式投資の世界では絶対はありません。

 金額の少ないうちは、複数企業に投資して分散した方が気が楽になります。

 投資先の企業のジャンルも別にした方がよりベターです。

 1企業に集中投資した方が効率は良いのですが、投資初心者のうちはどの企業が安全か分かりにくいので分散投資をお勧めします。

 

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