株式投資にはリスクを分散させることも必要になる
長期保有目的で現物株を購入している場合、超優良株を購入することが多いですがリスクが零ではありません。
そもそも株式を購入するということは企業の倒産時に株式の価値がゼロになるリスクがあります。
少額の投資の間は分散投資しない方がリターンを読みやすいのですが、投資額が自分の感覚で高額になってきたなと感じたら、分散投資をして勉強をすることも良いことです。
リスク分散するための候補企業の選び方
リスク分散(リスクヘッジ)をするので、元々持っている株の会社と同じ業種の会社だとリスク回避になりにくいと思います。
購入対象となるのは以下のような企業でしょう
別の業種の超優良株で配当が2%以上の企業
自分の好きな商品を扱っている企業の株
PBR1倍未満の企業の株
別の業種の超優良株
現在保有している企業と同じように、大企業かつ長期的な成長が見込めて配当が妥当な率である企業です。10年単位の安全性であれば剪定は難しくありません。
20年後を予測するのは困難ですので、株価の推移は気に掛ける必要はあります。
自分の好きな製品を扱っている企業
自分が絶対的な価値観を持っている製品がある場合、それを製造している会社の株を持つことは安心できます。
人によって価値観は様々です。
私の場合は音楽鑑賞が好きですが、音の好みは原音に忠実な再生環境を最も好みます。
スピーカーやヘッドホンで重低音やボーカルの周波数帯域を厚くするというような味付けをするタイプの製品よりも、原音をのそまま表現してくれる、しかもなるべく広い帯域の音を再現しているという製品を購入するようにしています。
最終的にたどり着いたのは、SONYの業務用のモニターヘッドホンです。
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このように絶対的な信頼をおいている企業がある場合、時々株価のチェックは必要ですが、分散投資対象になりえます。もちろん財務状況は確認した上で問題なければの話です。
PBR1倍未満の企業の株
最近話題になっている単語です。
PBRとは「1株あたりの株価÷1株あたりの企業資産」であらわすことができ、1の場合は資産価値と株価が同じ場合です。
1未満ということは、1株あたりの企業資産(総資産を発行株式数で割ったもの)よりも株価が低いということです。
日本市場での株式会社に対しては海外からの圧力もあり、PBR1割れの企業に対して修正(1を超えるように)対策を求めている状況です。
PBRの改善はいわば株価を上げるか、自社株買いをして株式の廃止をするか、内部留保で設備投資するなどの選択肢がありますが、いずれにしても株価は上がる方向に作用すると思います。
長期的なトレンドではなく、また東証プライムでも半数以上の企業がPBR1倍割れであることから一過性のトレンドではあるが、気にすべき単語でもあると認識している。
もう一つの投資方法
本来、分散投資は金額が大きくなってから考えればよいことです。
ただし最初のうちはどの企業の株が上がるか分からないので、分散で良さそうな企業を見極めるためでもあります。
初心者のうちの分散投資は最初に躓きにくいように複数企業の株を購入すると良いということです。
一旦長期的に見て投資先に良い企業が見つかったら、その企業に投資を集中することも手です。
金額が少ないうちはリスクも少ないですから、そういう手も間違いではありません。
集中投資はリスクは高くなりますが、リターンは大きくなります。
少額のうちはリターンが大きいと言ってもたいした金額ではありませんが、リスクも大して大きくありません。
それでもリスクをなるべく低く抑えたい場合は、メガバンクの現物株の投資をお勧めします。
株高の成長よりも株価の上がり方はゆっくりですが、配当はそれなりにあります。
預金の利息よりは間違いなく大きい金額の配当を得られます。
地銀だと倒産リスクもかなりありますが、メガバンクはそのリスクは低いと思います。
(全てもメガバンクの倒産リスクが低いわけではありません。信用の低くなっているメガバンクも存在します。)
投資の判断は個人の責任になりますので、よく考えて投資先と投資金額を決めましょう。
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