2023/05/06

【その20】【リスクヘッジ】新NISAでは超優良株の長期投資をするが、株価を気にせず毎年投資をしよう

新NISAでは超優良株を毎年購入しよう

 長期投資では超優良株を購入して運用することでリスクの低い運用ができますが、それに加えて毎年買い足しをすることで投資金額に対するリスク回避をすることができます。

持ち株の価格が上がっている場合と下がっている場合に追加で購入することで問題がないのかチェックしましょう。


株価が上がっている場合

  企業の業績が良い証拠ですので、買い足ししても問題ないでしょう。

安い株価で投資したことが薄まってしまうと考えるかもしれませんが、これからもっと株価が上がるかもしれないと考えると追加で購入しておきべきと考えます。

上がりすぎているから買い控えようかという局面も何度も遭遇しますが、結局株価は上昇を続けることは少なくありません。

 投資(購入、売却)しているのも人間ですから、各人の環境と思惑で決まってきますので、適正価格というのは分かりにくい状況です。

特にPBR1倍割れ の企業はこれから株価がどんどん上がっていってもおかしくはありません。

 

株価が下がっている場合

   倒産の危険がないかチェックしましょう。

危ないと感じたら、一部または全部を売却することを検討しましょう。

  倒産の危機が無くても、配当が減る(減配、無配)の可能性もあります。無配が長く続く企業は優良企業ではありませんので、別の企業へのスイッチを検討しても良いでしょう。

 株価の上がり過ぎによる株価下落は気にしなくて良い局面です。追加で株を購入して購入株式の単価を下げましょう。

 とある企業の減配の1年前は、海外での裁判が増えているというトピックスが流れたことがあります。些細なニュースも一応気にしておいた方が良いと思います。

結局、株価の天井なのか底なのかは分からない

  自分では株価が上がり切ったと思ってもまだまだ上がる、または逆にネガティブニュースは出尽くしているのにどんどん株価が下がっていくケースがあります。

結局株価の天井(最高値)と底(最安値)は投資している最中は分かりません。

アメリカの物価は日本の3倍です。日本では適正だと思っても海外ではまだまだ割安という可能性もあるでしょう。

 

毎年ちょっとずつでも購入を継続することで購入金額を平均化できる

  毎年同じ企業の株を少しずつでも購入していくと、購入金額を平均化できます。

 割高の時期に購入しても後で割安の時期に購入することで1株あたりの株価を適正にすることができます。

投資している最中は適正株価は分かりにくいものですので、結局は毎年購入し続けることで高値で買ってしまうリスクと、高値だと思って買わずに、結局株価は上がりつ図家て損をしてしまうリスクを回避することができます。

 

毎年購入することでいつの間にか大きな資産ができている

   毎年ちょっとづつでも投資することで、後から見るとそこそこの投資額に膨れ上がります。配当を再投資しているなら気づいたときにはひと財産ができあがっているでしょう。

副次的に目的を達成する近道でもあります。


株価のチェックツール

   証券会社の無料、有料ツールを使うことで、特定の企業の株価をチェックし続けることかと思いますが、無料のツールでも優秀なツールがあります。

 Google Financeです。自分用に複数企業のリストを作っておくことでその日の上昇率やニュースをPCの1画面で見られるようにできています。

なかなか便利ですので、普段からチェックするようにしています。

持ち株の購入時期と購入数を登録することで自分だけが参照できるポートフォリオも登録できます。

 

参考リンク:Google Finance

 

 毎年購入すると決めれば、購入のタイミングでの悩みが半減します。

あとはその年の何時頃に購入するのか。

最近は日銀の金融政策決定会合での発表で株価が大きく変動していますので、そのあたりがねらい目かもしれません。3か月毎の開催です。

 

新NISAは購入額より安い金額で株を売却しても損金を雑所得で相殺できない(旧NISAも)

 新NISAでは雑所得の損金を他の所得と相殺できませんので、株が下がりそうな状況では運用が難しいです。

株価はいつかは天井にあたりますが、天井で購入した株はひょっとしたら売却が難しくなる可能性があります。

しかしアメリカ株のように天井知らずでどんどん株価が上がっていく国もありますし、そもそも物価を毎年2%上げていこうとしている最中であれば金利も上がっていくのが普通ですから株価も上がり気味になると思います。または株価は横ばいで配当での収入がメインになるかもしれません。

それでも、あまりにも高い株価の場合でも、株価が天井かどうかはわかりませんので、長期的にはHOLDです。

新NISAの枠があれば追加購入しておくべきだと思います。

 

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